白ニキビは潰していい?跡を残さない正しい潰し方4つのコツ

ニキビができると早く治したくて、潰してしまいたくなりますよね?

「潰したい!」とまではいかなくても、「ついつい気になって、触っているうちに潰れてしまった…」なんて経験をした人は多いのではないでしょうか?

特にニキビの中でも、潰せそうな見た目をしている白ニキビは、「ひとつくらいなら潰しても平気かな?」とも思ってしまいます。

ニキビ潰す

でも、ちょっと待ってください!

白ニキビって、本当に潰してもいいものなのでしょうか?
その軽い考えが、後々大変な事になってしまうかもしれませんよ?

白ニキビは潰していいの?

「なんか噂で白ニキビと黒ニキビは潰しても平気って聞いたんだけど・・・潰して平気なの?」なんて思っている人もいるかもしれませんね。

その噂は本当なのでしょうか?嘘なのでしょうか?

それを確かめるためにはまず、白ニキビ黒ニキビとは、どんなニキビの事をいうのかを見ていきましょう。

白ニキビとは

ニキビには炎症や化膿の進み具合によって段階がありますが、その一番初期の段階が白ニキビです。

毛穴が汚れや皮脂で詰まってしまった状態で、まだ炎症は起こしていません。この白ニキビをどうケアしていくかが、その後ニキビを悪化させないためのポイントです!

黒ニキビとは

黒ニキビは、白ニキビから少し症状が進んでしまった状態です。つまり、ニキビのステージ2ってところですかね。

白ニキビで、詰まっていた皮脂などが行き場をなくし、外に出てくると、空気に触れて酸化し、黒っぽくなってきます。この状態が黒ニキビで、白ニキビと同じく、まだ炎症は起こしていません。

で、白ニキビと黒ニキビは潰していいの?

ニキビというと、「潰してはダメ!」というのが常識ですよね。ニキビを潰すと跡になったり、悪化すると考えている人も多いのでは?

ニキビには潰してもいいケースも

基本的には、この考えで間違いないのですが、ニキビの段階によっては潰しても問題がないケースがあります。

それが白ニキビ黒ニキビという段階で、この二つはまだ炎症を起こしていないので、潰して溜まっている皮脂を取り除くと、炎症を防げる可能性があります。

初期段階のニキビは皮膚科でも治せる?

ニキビに悩んで皮膚科へ行く人もいると思いますが、初期段階のニキビは皮膚科でも面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)といって、潰す処置をしてくれることがあります。(※面皰圧出については後ほど説明します)

「白ニキビをついつい潰してしまって、中から白いものがニュルッと出てきたけれど、その後何ともなく治ってしまった」という経験はありませんか?それがまさに面皰圧出に近い状態です。

ただし、ニキビがそのまま綺麗に治っていくのは、細菌が入らず、炎症しないように上手く潰せた場合の話。

最悪、ニキビが悪化したり、跡になってしまう事に…

ここからは重要な話なので、よく聞いてください。

ニキビを潰すという行為には、皮膚を傷つけ、そこから細菌が入り込むといったリスクが伴います。

つまり、うまく潰せなかった場合、ニキビが悪化したり、跡になってしまうこともあるという事です。

他の種類のニキビは潰したら絶対にダメ!

ダメ

白ニキビと黒ニキビはうまく潰せればOKとご紹介しましたが、他のニキビはどうでしょうか?

ニキビの進行過程を見ていただくと、このようになっています。

白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄色ニキビ→ニキビ跡

白ニキビと黒ニキビについてはさっきご説明したとおりですが、他のニキビはどんな状態なのでしょうか?特徴や主な症状を見ていきましょう。

赤ニキビ

黒ニキビの後の赤ニキビは、溜まった皮脂をエサにして、アクネ菌が炎症を起こしている状態です。

その炎症が進み、化膿してくると黄色ニキビになり、うまくケアできずにキレイに治らないとニキビ跡になってしまいます。ニキビはうまくケアをすればキレイに治りますが、できてしまったニキビ跡を消すのは大変。適切なケアで、ニキビ跡が残らないようにしたいものです。

黄色ニキビ

ここで注意したいのが、白ニキビと黄色ニキビは見た目が非常によく似ているということです。

ですので、「白ニキビだと思って潰したら実は黄色ニキビで、ニキビ跡になってしまった!」という人も少なくありません。

ニキビについてインターネットで調べるだけでも、たくさんのニキビの状態を画像で見ることができますが、白ニキビと黄色ニキビは本当によく似ています。素人目にはわからないないケースが多い為「んー、これはどっちなんだろう。判断がつかないな」と思ったら、触らない方がいいでしょう。

潰すのはなるべくやめよう

白ニキビは潰しても平気なのですが、先ほども言ったように、ニキビを潰すのは素人には判断がつかないケースもあり、ハッキリおすすめできる方法とは言えません。

また、きちんとした手順で潰し、アフターケアもきちんと行わないと、ニキビが悪化するリスクが伴います。

「・・・とか言ってるけど、自分は大丈夫!白ニキビと黄色ニキビの区別くらいできるよ」と思ったあなたは要注意です!そういう人に限って、「潰したら消すのが難しいニキビ跡になってしまった」なんて事もよくあることです。

ですが、「これは明らかに白ニキビでしょう」「小さいのがひとつあるだけだし…」といった、潰した方が楽に思えるケースもあると思います。

なので、リスクが比較的小さいと思われる場合の為に、正しい潰し方もご紹介しましょう。(※しつこいようですが、推奨はしませんので、潰す際は、自己責任でお願いします

白ニキビの潰し方

自分で白ニキビを潰す

ニキビを潰す時に、手や爪で直接潰してしまうのはNGです。うまくニキビの芯が出せず、皮膚も傷つけてしまうことが多いです。

安全にニキビを潰すには、以下の3つの道具が必要です。

  • コメドプッシャー(ドラッグストアなどで売っています)
  • 針かピンセット
  • マキロンやオロナインなど消毒薬やニキビ治療薬、またはエタノールなどの殺菌・消炎成分を含んださっぱりタイプの化粧水

では、実際にニキビを潰す際の手順を見ていきましょう。

①手やお肌、使用する道具を清潔にする

ニキビがある皮膚、そして手をよく洗い、使用するコメドプッシャーなどの道具もきれいに洗っておきましょう。
ばい菌がついていると、ニキビを炎症させてしまい、悪化することがあります。
皮膚が柔らかく、毛穴が開いている状態がベストなので、道具をキレイにしておいて、お風呂上りにやると準備が簡単です。

②ニキビの表面を少しだけ潰す

針やピンセットで、ニキビがある皮膚の表面にちいさな穴を開けます。中の皮脂や汚れが出てくるだけの穴が開けばよいので、ほんの少し、プチッとやればOK。うまく潰せると、黄色っぽい膿のようなものが出てきます。

■ここがポイント
ここで皮膚に傷をつけてしまうと、ニキビの悪化の原因になるので、慎重に行いましょう。
③コメドプッシャーで押し出す

コメドプッシャーをニキビの真ん中に当てて、中身を押し出します。うまく穴が開けられていれば、それほど力を入れなくてもスムーズに出てくるはずです。

■ここがポイント
きちんと真ん中を押せるように、2~3秒の圧出で済ませましょう。あまり長い圧出はお肌に負担がかかってしまいます。
④消毒をする

圧出をしたら出てきた皮脂をふき取り、消毒をしましょう。マキロンやオロナインなどの薬や、エタノールなどを含んだ化粧水をつけます。

軽い消毒ができればよいので、そう熱心にやる必要はありません。出血したり体液が出てきている場合も、それによってお肌が修復されていくので、あまり触らずにかさぶたになるのを待ちましょう。出血などが落ち着いて、ある程度お肌がきれいになってきたら、保湿も心がけるようにしましょう。

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

自分で潰すのは不安…という人は、皮膚科で潰してもらう方法もあります。

「小さなニキビくらいで皮膚科へ?」と思うかもしれませんが、自分でやるよりはリスクが格段に少ないです。
また、ニキビの治療に医療保険がきくのはご存知ですか?医療保険が適用になるニキビ治療は、想像しているよりもずっとお財布にも優しいんです。

面皰圧出の方法

さて、肝心の面皰圧出の内容ですが、やること自体はさきほどご紹介した白ニキビの潰し方とあまり変わりません。ただ、使用する道具は医療用の専用のものを使いますし、処置をしてくれるのは医師ですので、より安全に初期状態のニキビを潰すことができます。

「自分で潰して、跡になったら絶対イヤ!」という人は、迷わず皮膚科を受診した方がいいでしょう。

面皰圧出では予防にはならない

ただし、面皰圧出は今あるニキビに対する対症療法であって、これからのニキビを予防する効果はありません。

穴を開ける際にレーザーを使ってもらう場合は、皮脂腺が焼かれるので、同じ場所にニキビができる可能性は一時的に下がります。ニキビのできやすいニキビ肌になってしまっている場合は、肌質改善のための別の治療と並行して行うような形になります。

結論:白ニキビを自分で潰すのはオススメしない

理由1:抜本的な解決にはならない

白ニキビを潰して、そのニキビが治ったとしても、ニキビができやすい状態のお肌では、また新しいニキビができてしまいます。

皮膚科での面皰圧出でも触れたように、潰すことはニキビ肌などの根本的な原因を改善することはできないのです。思春期のニキビは、皮脂が過剰に分泌されるのが原因であることが多いのですが、大人になってから皮脂の過剰分泌が原因になることは稀です。

大人になってからの大人ニキビは、生活習慣の乱れ、ストレスなどでホルモンバランスが乱れることが大きな原因のひとつ。なので、そこを改善しない限り、潰しても潰してもまた新しくニキビが…。そんないたちごっこをするよりは、適切なケアをした方が断然いいのです。

理由2:自分で潰すと悪化する可能性が高い

白ニキビの潰し方でもご紹介したように、ニキビは適切なタイミングで、うまく潰さなければ悪化してしまうことがあります。

例えば、針などで穴を開ける際に皮膚を傷つけてしまえば、そこから炎症を起こして赤ニキビになってしまうことも…。他にも、白ニキビができている毛穴より広範囲の傷をつけてしまうと、その分炎症は広がりますし、キレイに治らずニキビ跡になることもあります。

更に、潰した刺激によってシミなどの原因となるメラニンが生成されてしまい、色素沈着が発生する恐れも。

ニキビ跡や色素沈着ができてからでは、皮膚科へ行っても元のキレイな状態に戻せるとは限りません。こういったリスクを回避するためにも、自分で潰すという選択肢は取らない方が賢明です。

では、ニキビができてしまったらどのようにケアしていけばいいのでしょうか?

白ニキビを綺麗に治すのに1番良い方法

“白ニキビは潰すことで早く治ることもある”とご紹介しましたが、そもそも白ニキビはケアをしていれば自然に治っていく状態でもあります。炎症を起こしていない分、きちんとケアをすれば赤ニキビなどよりずっと早く治っていくはずです。

ニキビをきちんと治すポイントはいくつかありますが、まずはやってはいけないことに注目していきましょう。

絶対にやってはいけない3つの事

ニキビができた時、こんなことをしてしまう人はいないでしょうか?

  • 1日に3回以上洗顔をする
  • メイクでニキビを隠す
  • 気になってニキビを触ってしまう

もししてしまっているなら、すぐにやめましょう!これらの行動はニキビの治りを遅くしてしまいます。

1日に3回以上洗顔をする

1日3回以上の洗顔は、必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥肌の原因になります。

乾燥している固いお肌では、ニキビはなかなか治りません。ニキビが気になっていても、洗顔は朝と夜1回ずつの合わせて2回にとどめましょう。

メイクでニキビを隠す

また、顔にできたニキビはついついファンデーションなどで隠してしまいますが、ファンデーションには油分が含まれているため、ニキビの炎症が進みやすくなってしまいます。

特に、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションは油分が多いので要注意です。

気になってニキビを触ってしまう

また、ニキビが気になって無意識に触ってしまう癖がある人も、なるべく触らないようにした方が良いです。

手には多くの雑菌がついているので、ニキビができて弱っているお肌には大きな負担になります。

では、本当に大切なポイントとは?

やってはいけないことのポイントをふまえて、どうニキビを改善していくかというと、一番大切なのは洗顔、そして洗顔後のスキンケアです。

洗顔をやりすぎてはいけないという点はご紹介しましたが、間違ったやり方で洗顔をしていても、ニキビの原因になってしまいます。

では、正しい洗顔のポイントを見ていきましょう。

白ニキビを治す正しい洗顔方法

  1. 水は人肌かちょっと冷たいくらいの温度で。冷たすぎたり熱すぎるお湯はNG
  2. 泡はなるべくたっぷりと、きめ細かい泡になるように
  3. ゴシゴシこすらず、指が直接肌に触れない程度に優しく円を描くように洗う
  4. 泡が残らないようにしっかりとすすぐ
  5. 拭くときもタオルでこすらず、押さえるように

このポイントを押さえておけば、お肌に負担をかけずに洗顔をすることができます。

乾燥肌の人は朝は水だけの洗顔でOK

ちなみに、洗顔の際は洗顔料を使うと思いますが、よほどのオイリー肌でなければ、朝の洗顔に洗顔料を使う必要はありません。

自分はオイリー肌だと思っていても、ホルモンバランスの乱れや、間違った洗顔、洗い過ぎなどによって乾燥し、お肌を守ろうとして皮脂が過剰分泌しているケースもあります。

あなたは隠れ乾燥肌ではありませんか?

もし、洗顔後に肌全体が突っ張るのにTゾーンなどだけアブラが浮いてくるようであれば、隠れ乾燥肌の可能性が高いです。

隠れ乾燥肌の場合は、洗顔料で皮脂を取りすぎるのは逆効果ですので、洗顔料をお肌に優しいものに変えたり、使用頻度を落としてみるといいかもしれません。
乾燥したお肌は抵抗力が落ちてしまうので、洗顔をした後はしっかり保湿することも忘れないようにしましょう。

油分によって炎症が進むのが心配な場合は、さっぱりタイプのスキンケア用品を選ぶと安心です。

洗顔後の正しいスキンケア

さあ、そしてニキビを治すのに最も大切な洗顔後のスキンケア

まさか「洗顔後にスキンケアなんかしてないよ…」って、人はいませんよね?

化粧水などのスキンケア用品は、綺麗になった毛穴に入り汚れが溜まるのを防いでくれるバリアのようなものだと考えてください。(それも栄養たっぷりの)

洗顔でせっかく汚れをきれいに落としても、スキンケアをしなくては、またすぐに汚れが溜まってしまいニキビなどの肌トラブルに繋がってしまいます。

■ここがポイント
  1. スキンケアは洗顔後、水気を拭き取った後すぐに
  2. 刺激を与えないように優しく
  3. 肌に合った製品を選ぶ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

白ニキビを潰すことは必ずしも悪いことではありませんが、スキンケアをしっかり行うことで改善・予防することができます。

どうしても、どうすればいいのか判断に迷うと言う時には、気軽に皮膚科へ相談してみましょう!

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